陶器山トンネル上の広場で 冬でもラジオ体操 25年以上も

投稿者 記者・ 山本こ

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「ラジオ体操が健康の源」86歳仁志出さん 毎朝北野田から6時半、誰でもOK

狭山と泉北との境界、陶器山トンネルの上(天野街道)東屋のそばで25年以上毎朝続いているラジオ体操。夏はもちろん、冬も変わらず元気にやっている。

取材した1月中旬の泉北地区の日の出時間は7時8分。ラジオ体操が始まる6時半は、まだ懐中電灯が必要なほど街道は暗い。「交代制でしている」というラジオのセッティングが終わり、ラジオ体操の放送が始まる時間になると、暗がりの中から人が集まり始める。

この日の参加者はピーク時よりかなり少ない15人。泉北や狭山から。「ラジオ体操の歌」を皆で斉唱し、ラジオ体操第一が終わって第二に移る頃には、少しずつ空が白み始め、ようやくお互いの顔が見えるように。15分ほどで全ての体操が終わり、参加者はまた少し明るくなった街道に消えていく。「仲間に会えるのが楽しみ」「ここでラジオ体操をしないと一日が始まらない」と参加者。

20年以上にわたって世話役を務める仁志出さんは、北野田の自宅を毎朝5時半に出て、自転車と徒歩で陶器山まで通っている。現在86歳。「ラジオ体操が健康の源」と笑顔を見せる。「これから日に日に夜明けが早くなるので、たくさんの人に参加してもらいたい」と。会費や入会手続きは一切不要。気軽に参加を。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年2月6日)時点のものです。

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