家族で弦楽四重奏 高倉台の相原さん

投稿者 記者・ 浅利

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出張演奏もします

 高倉台の相原芸術さんファミリーが10月に「全国ファミリー音楽コンクール㏌よっかいち」で、特別賞を受賞した。芸術さんがビオラ、妻の眞紀子さんと長女の七望さん(小学5年)がバイオリン、長男の夢叶さん(中学1年)がチェロを弾く弦楽四重奏の「相原カルテット」。息の合った演奏と厚みのある響きで高い評価を得た。

 芸術さんは大学の交響楽団に入ってビオラを始め、今も勤めの傍ら北浜交響楽団でビオラを弾く。眞紀子さんは大学の音楽学科でバイオリンを専攻。バイオリン教師として後進を育てている。夢叶さんはピアノの発表会で会ったチェロ奏者の姿に憧れて小学3年から習い始めた。夢はプロ奏者。七望さんは小学1年から、母の眞紀子さんにバイオリンを習っている。

 親子4人のカルテットでデビューしたのは一昨年、子ども2人が習っているピアノ教室の発表会で。その後、演奏する場がある時に活動してきたが、コンクールに参加するのは今年が初めて。「短い時間でも臨機応変に練習を始められるのが、一緒に暮らす家族カルテットの強みです」と話すが、本番前には3時間以上集中して練習したことも。  大きな会場で演奏するのはコンクール本番が初めてで「いい経験になりました。子どもより親の方が緊張していましたよ」と芸術さん。その時演奏した「君を乗せて/天空の城ラピュタより」「オペラ座の怪人」など、レパートリーは10数曲あり、YouTube で「相原カルテット」として公開している。

 「家族で弦楽四重奏ができるのはとても幸せなこと。楽しみながら、長く続けられたら」と相原さん夫妻。今後は地域の人にも聴いてもらう機会を、と出張演奏依頼を受け付けている。相原さん072・296・5528(FAX共)、va.mikuta@gmail.com

記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年11月25日)時点のものです。

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