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色とりどりの刺しゅう糸が布の上で美しい花を咲かせ、憧れの景色を描き出す戸塚刺しゅう。20年以上前から活動している「ゑい子の刺しゅう」では、戸塚刺しゅうの経験が豊富な安保恵以子さんを中心に、約10人が和気あいあいとした雰囲気の中で創作に取り組んでいる。
何を作るかはそれぞれの希望に応じ、欲しい物必要な物に取り組める。テーブルセンターやクッション、バッグや額に入れて飾るミニタペストリーなど。白無地のブラウスに好みの刺しゅうを入れておしゃれな一着にリメイクした人もいる。
作るペースもそれぞれ違うが、皆で集まりおしゃべりしながら針を動かすのが楽しい。また、お互いの作品を見ると、より創作意欲が湧いてくるそうだ。「安保さんに配色などの相談をします。一人ひとりの進み具合や好みを把握し、広い視点でアドバイスをもらえます」と皆さん。「家でも時間があれば刺しています。皆さんにとって生活の中で大切な時間です」と安保さん。
新規会員募集中。「家に眠っている未完成の作品を、仕上げるところから始めてはいかがですか」と。第1〜3水曜の9時〜11時半、栂文化会館で。1回1500円(出展料など積み立て含む)参加回数は自由。安保さん090・9717・6942