利用が少ない自転車は30%以下
2024年1月〜6月末の速報値によると、南堺署管内での交通人身事故件数は133件(前年比5件増)、死者は1人(前年比1人増)。負傷者は160人(前年比1人減)で、重症者は4人(前年比6人減)。泉北ニュータウンの特徴として高齢ドライバーによる事故が多い傾向にある。
府下では高齢者関連の事故が30%であるが南堺署管内は40%以上。一方、自転車関連の事故は30%以下で府下よりも少ない。坂の多い泉北ニュータウンでは自転車の利用が他地域より少ないということと、買い物などの移動に自動車を利用する人が多い。
同署では、キャンペーンなどを通して高齢ドライバーへの注意喚起やサポカー体験、免許返納の相談や返納後の足として利用できるモビリティ(移動手段)の体験などを今後も行っていく予定。
和泉警察署管内での交通人身事故件数は258件(前年比13件減)、死者1人(前年と同じ)。負傷者は307人(前年比2人減)で重症者は27人(前年比1人増)。特に自動二輪車関連と高齢者関連は約30〜40ポイント大幅に減少。
車両同士の追突も
同署管内では、昨年から車両同士の追突が多い傾向にある。堺泉北環状線と国道26号線での事故が増加傾向で国道170号線は減少傾向。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年8月5日)時点のものです。