3月末に開催された「高齢者憩いの歌声広場」――楽しく歌うことで高齢者の孤立・孤独をサポートしたいと、活動する、釼けん木のき大だい治はるさん(79歳)が主催。普段は大阪狭山市コミュニティセンターを拠点に活動しているが、この日は、さやかホールコンベンションホールに場所を移動。「思い出の昭和と平成の名曲を歌う」をテーマに、120人もの参加者が集った。
ピアノの伴奏に合わせて、ソングリーダーが音頭をとり、皆で共に歌う。歌詞は前方のスクリーンに映し出され、椅子に腰かけたまま歌うなど、誰でも楽しめるよう配慮されている。『夏の思い出』『故郷』などの童謡や『誰よりも君を愛す』『雨の慕情』『川の流れのように』など往年の歌謡曲ほか、全19曲を熱唱。合間には、ピアノやオカリナ、高校生のバンドの演奏なども披露され、会は大いに盛り上がった。参加者からは「懐かしい歌をたくさん歌えて、気持ちがスッキリしました」「楽しくてあっという間に終わりました」との声も。「皆さんに楽しんでもらえるのが何よりです」と、笑顔の釼木さん。
同会は毎月2回、大阪狭山市コミュニティセンターで活動中。第2・4土曜10時〜12時。参加費は1回千円。
問い合わせは釼木さん090・7880・4493