[堺市南区]サクソフォンコンサート 子どもに豊かな感性を/茶山台幼稚園

投稿者 記者・ 横山

茶山台幼稚園でサックスコンサート

茶山台幼稚園で9月17日、サクソフォンコンサートが開かれた。4人のサクソフォン奏者が「ピタゴラスイッチ」のテーマを奏でながら登場すると会場で待ち構えていた園児たちはすぐさま大盛り上がり。「ドレミのうた」や童謡メドレーなど子どもたちになじみのあるプログラムが続き、「アンパンマンメドレー」では自然に大合唱になり園児の歌声とサックスの音が会場のホールに響き渡った。

コンサートは、「アートスタートプログラム」の一環で開催されたもの。同プログラムは未就学児に、音楽・造形体験など、普段の生活の中で経験することの少ないアートプログラムを提供。子どもが目で見る、聴くなどで豊かな感性をと、堺市文化振興財団がコーディネートし取り組んでいる。毎年多くの園が申し込むなか、厳選な抽選があり公演が実現する園は少ない。

今回同園にゲストで訪れたアーティストは東京藝術大学別科生の櫟本夏奈子(いちもとかなこ)さんと同大学の笠原悠郷(ゆうごう)さん、迎優成(むかいゆうせい)さん、吉田朋諒(ともあき)さん。大阪の大学でも学んでいた櫟本さんはプログラムを知りアーティストバンクに登録。子ども向け演奏会の研修も受講し、幼稚園などで演奏を重ねている。

今年6月から準備を始めたという4人の奏者は、同じ楽器ながら音色の違うサクソフォンをそれぞれ紹介。子どもたちに語りかけるような軽快な櫟本さんの司会で次々と曲が進行。本格的な「サクソフォン四重奏曲」も交えながら手遊びも。

2歳から5歳までの211人の園児たちは本物の音楽に大喜び。櫟本さんは「これまで訪れた園の中で一番元気な園児さんたちでとっても楽しかったです」と。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年10月4日)時点のものです。

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