[大阪狭山市]全日本モトクロスで史上最年少の優勝

投稿者 記者・ 山本こ

レディースクラスで4位も

大阪狭山市立第3中学校3年生の川上真花(まなか)さん(15歳・今熊)が、全日本モトクロス選手権で、史上最年少優勝を果たした。

モトクロスとはオートバイ競技の一つ。未舗装の、土の露出した起伏のあるコースに、傾斜のあるコーナーやジャンピングスポットなどを人工的に設置し、速さを競うレースだ。

川上さんは、鈴鹿8時間耐久ロードレース出場の経験がある父・誠さん(55歳)の影響で、2歳からモトクロスを始めた。コーチでもある父の厳しい指導もありレースでは幼少期から頭角を現し、23年レディースクラスで総合ランキング4位にまで昇りつめた。そしてついに、今年3月に行われた全日本モトクロス選手権第1戦で、念願の初優勝。14歳(当時)での優勝は史上最年少の快挙だ。

川上さんの持ち味は、コーナーを積極的に攻める思い切りの良さと父譲りのスタミナ。他のレーサーが疲れを見せる後半でも、果敢に攻め続けるレースは多くのファンを魅了している。

全日本モトクロス選手権は全部で7戦あり、5月28日現在で3戦を終了。第1戦に初優勝した後、第2戦は課題のスタートの失敗もあり7位、第3戦は4位。現在の総合順位は3位となっている。今年の目標は、総合順位1位を取り、年間チャンピオンになること。将来の夢は、プロのレーサーになり、男性と互角にレースをすることだ。  夢の実現のため、両親はトラックに真花さんのバイクを積み込み、大会や練習のため、真花さんと共に全国のレース場を駆け回る。「家族の協力があるからこそレースが出来る。家族には感謝しかないです」と、真花さん。自分と家族の夢を乗せて、バイクを走らせる。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年6月17日)時点のものです。

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