[金剛]富田林市役所を分散 新庁舎とすばるホールに 28年度目途

投稿者 記者・ 藤原

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富田林市では新庁舎の整備について、現在地での全面建て替えとする基本計画を見直し、現在地とすばるホールの2か所に機能を分散する分庁舎方式で実施することになった。現在、この方向で基本設計を佐藤総合計画・YAP共同企業体で進めている。

昨年11月に策定した市庁舎整備基本計画によると、現在地(敷地1万143㎡、うち借地1223㎡)に仮庁舎を設け、スクラップアンドビルドで全面建て替えを実施、28年度中の全体供用開始を想定している。

庁舎規模は、付加的機能を含め延べ面積1万5500㎡とし、総事業費約105・3億円、市負担額約95・8億円と概算。ただ、庁舎規模については、設計段階で再度精査しコンパクト化を目指す、とした。

分庁舎方式により、基本設計における新庁舎施設の条件を延べ面積約1万2500㎡とする。基本計画より約3千㎡縮小。縮小部分の機能はすばるホールに移し、分庁舎とする。

しかし、今後の人口減少や業務のデジタル化、AI技術の進歩などから執務スペースの縮小が予測される。そのため将来的に効果的・効率的な庁舎となるようさらに規模の最適化を図り、延べ面積1万600㎡程度の庁舎とする意向である。

すばるホールには、産業まちづくり部の6課(道路交通課・都市計画課・金剛地区再生室・住宅政策課・農とみどり推進課・商工観光課)と下水道課などの配置を予定している。

今回の分庁舎方式採用は、将来の財政負担を軽減し健全な財政運営の持続を目指す取り組みの一つ。

既存の公共施設を有効活用し、仮庁舎の建設を省き庁舎をコンパクト化することで事業費の縮減を図る。基本計画とくらべ約15億円〜22億円(移転先の改修費除く)の事業費が縮減できると見ている。

現在の庁舎の北館と別館は1970年建築で旧耐震基準。南館は84年建築で新耐震基準だが、災害時の防災拠点として求められる基準にはない。また施設・設備の老朽化、窓口・事務スペース面、駐車場の配置などに課題がある。

Information

以下の情報は2021/12/24時点のものです

すばるホール

電話番号
0721-25ー0222
住所
大阪府富田林市桜ケ丘町2番8号

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記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年8月13日)時点のものです。

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