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同志8人で上映会始め、好評
富田林寺内町シネマプラスの映画上映会が話題になっている。
映画好きの8人が集まり、5年前に旧田中家住宅で自主上映会を開催。17年からは、寺内町の様々な会場で10本の映画を上映する映画祭を毎年主催している。
シネマプラスは「映画と、なにかで、面白く」がコンセプト。上映後はワークショップやイベントなどで参加者同士の交流も大切にしており、大きな映画館では味わえない、自主上映会ならではの魅力がある。
「カレーを食べながらカレーの映画を観たこともありますよ」と実行委員の桑平麻由子さん。
本拠地は「じないまちLab.」。府指定文化財の仲村家住宅の一角にある、漬物やしょうゆを保存していた蔵を再利用した。入り口を閉めると真っ暗になり、音も漏れないので、映画の上映には最適だ。レトロな雰囲気も、上映されるマニアックな映画にマッチしている。1月は、昨年11月に行われた映画祭で上映された「ナディアの誓い」をリクエスト上映。「観たかったけれど日程が合わなかった」との声が多く、2月1日と2日にも再々上映された。
「じないまちLab.」での月1回の定期上映会は、毎月第4土曜11時と5時。参加費は千円(お茶付き)。各回定員12人。予約優先。同様の上映会は、寺内町にある「たびもぐらカフェ」、小金台の「NPO法人きんきうぇぶ」でも開催されている。問い合わせは桑平さん090・1952・4287、メールinfo.cinemaplus@gmail.com