[金剛]市立幼の統廃合 3月末に新指針

投稿者 記者・ 藤原

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存続求める声多く

 富田林市 市立幼稚園・保育所のあり方について、同市では先にまとめた素案をゼロベースで見直しているが、今年3月末までに新たな方向性を示す予定だ。

 市立幼稚園は伏山台・新堂・川西・彼方・青葉丘・津々山台・喜志・富田林・錦郡・大伴の10園が開園。東条・板持・喜志西の3園が休園中。市立幼稚園の園児減少、待機児童、市立保育所の民営化などの課題解決に向け18年8月、「市立幼稚園・保育所のあり方基本方針(素案)」を提示した。

 伏山台・新堂・川西・彼方の4園を21年4月に廃止。残る6園は地域の拠点とし、3歳児保育を実施。空いた幼稚園には待機児童解消のための保育施設の誘致などを検討するとした。

 実施したパブリックコメントでは4園の存続を求める意見が多く、廃園反対の署名も多数提出され、議会で廃園反対の請願が採択された。このような状況から市は、素案をゼロベースで見直すことを決めた。

 昨年11月のタウンミーティングでは3歳児保育の実施や預かり時間の延長、給食の実施など多くの意見が出された。
 市は、3月末までに新たな方向性を提示するとしている。 

記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年1月20日)時点のものです。

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