[金剛]各市とも大幅増加  昨年度の生活保護不正受給

投稿者 記者・ 藤原

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課税調査で高額がばれる

 富田林市と河内長野市、大阪狭山市では19年度、生活保護費の不正受給額が前年度より大幅に増加した。高額の不正が発覚したもの。

富田林市

 件数は17件で金額は979・6万円。前年より件数は半減(16件減)したものの、金額は2・2倍(537万円増)に。1件当たり平均が58万円。  最高額は429・5万円。課税調査で発覚した。最少額は5千円。100万円以上の不正が2件あり、いずれも高齢者世帯の78歳と85歳の男性だった。
 発覚の経緯は、課税調査が13件(76%)と実施機関による調査が3件。住民からの通報が1件ある。
 不正内容は稼働収入の過少・無申告が13件と扶助費の受給が2件。そのほか保険金収入の無申告と仕送りなどの未申告が各1件。

河内長野市

 件数は27件で金額は1926万円。前年より件数は約30%(10件)減少したが、金額は1・7倍(786万円増)に。1件当たり平均が71万円。
 最高額は1168万円で、住民からの通報で発覚。100万円以上の不正が2件、5千円未満が4件ある
 発覚の経緯は課税調査が23件(85%)で、実施機関の調査が2件、住民からの通報が1件、その他が1件。
 不正の内容は稼働収入の過少・無申告が22件、年金などの無申告が4件。そのほか交通事故の補償収入の無申告が1件ある。

大阪狭山市

 件数は12件(5件増)で金額は854万円。金額は前年の2・4倍(約500万円増)に。1件当たり平均が71万円。
 最高額は562万円で、本人からの申告による。 最少額は2万円。100万円以上の不正が2件ある。
 発覚の経緯は関係機関による調査が4件、課税調査が3件、本人からの申告が2件、本人による確認が2件。そのほか移管先からの連絡が1件ある。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年9月18日)時点のものです。

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