[泉北]地域の住民が講師に オリンピアンの話やパン作り

投稿者 コミュニティ

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青葉はつがの小で

 仕事や特技を生かした地域の人が1日先生となって授業を行う「みんなのきずな学園」が1月5日、青葉はつが野小学校で開かれた。3学期が始まる直前の学校に世代を超えた大勢の生徒が集まり、「簡単パン作り」「地下に広がる迷宮探検」などの授業を楽しんだ。

 「みんなのきずな学園」は、地域住民が主体となり子どもたちの放課後や休日の居場所作りを展開する、「青葉はつが野げんきっ子プラザ」が主催の初めてのイベント。生徒たちは、1限目から3限目まで8コマの授業を熱心に受講した。

 4限目には、ロンドンオリンピックに陸上100メートル走で出場した江里口匡史さんを講師に招き「オリンピックへの道」と題した特別授業が開かれた。

 江里口さんは、出場したロンドンオリンピックの映像と共に出場者ならではのエピソードを披露。東京オリンピックを目指していたが、2015年に疲労骨折が原因で昨年引退したことや、上位選手のドーピングなどでオリンピックが終わって3年後にメダルや順位が上がった話も。オリンピックでメダルを取ること、100メートルを9秒台で走ることが自分の夢だったが、どちらの夢も叶えられずに引退。「しかし、精一杯やりきったと思える証がメダルです。自分の好きなことを見つけてください」と締めくくった。

 授業の最後には、小学生から「陸上以外のスポーツは何かやっていますか」「オリンピックで憧がれた選手はいますか」などたくさんの質問が飛び交い、江里口さんは一つひとつに丁寧に回答。特別授業を聞いた同小5年生の楠本理壱君は「諦めないことが大切との言葉に感動しました。今日の話を聞いて、中学生になったら陸上をしたいと思いました」と。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年1月20日)時点のものです。

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