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精華高校サッカー部が日本サッカー協会(JFA)の公認資格を立て続けに取得した。
2月3日、JFA公認キッズリーダー講習会を受講。キッズリーダーは指導者ライセンスの基本となるもの。同部では部員の出身校でサッカーを教える活動をしている。その際に責任を持って教えられるようにと、昨年から取得するようになった。部員達は年代別の指導のガイドラインなどを学んだ。続けて、府サッカー協会キッズ委員会主催のキッズサッカーフェスティバルに参加し、キッズ年代の園児や小学生に実技指導を行った。
2月14日には校内でスポーツ救命講習会「JFA+PUSHコース」を開催。AEDの使い方、心臓マッサージ、熱中症の手当てなどを2時間にわたって受講した。終了後、全員に受講証が交付された。
この講座が高校生対象に開催されるのは初の試みだったため、JFAのホームページで掲載され、全国的な注目を浴びた。協会には各地から問い合わせが来ているという。
監督の髙橋宏明さんは「高校で両方の資格を取得するのは全国初の試み。子どもの将来や、周りの人の命を守れる人間に成長してほしいので挑戦しました。どちらの資格も履歴書や願書に書けるので、サッカーを通して学んだことを、今後の進路にも活かしてほしい」と語った。