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堺市が近畿大学医学部と付属病院移転の用地として都市公園である田園公園の一部を廃止・売却したのは違法だとして、地域住民らが公園廃止処分の取り消しを求めている裁判で、3月末までに98万6千円のカンパが寄せられたと原告側住民らが明らかにした。原告側らは集まったカンパを弁護士費用などにあてることにしている。
原告住民らでつくる「田園公園を守る会」は、昨年8月に堺市を相手取って訴訟を起こした。もし、仮に裁判が最高裁まで争われると、約430万円の費用がかかるという。このため、住民らは広く住民らに協力してもらおうと、昨年12月からカンパの呼びかけを始めた。その結果、3月末までで59人から98万6千円のカンパが寄せられた。
カンパの受付は6月末まで。同会では「金額もさることながら、ぜひ多くの住民に裁判に参加してほしい」と呼びかけている。
カンパは1口1000円。振り込み先名義は「田園公園を守る会」で、ゆうちょ銀行(普通預金)14000-51678101もしくは、郵便振替口座00930-1-238362。
写真は、取り壊しが進む田園公園内にあった旧泉ヶ丘プール(今年3月撮影)
記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年4月24日)時点のものです。