近大病院の移転、2023年4月から早くとも2024年4月へと1年延長 アスベスト被害は大丈夫か?

投稿者 読者投稿 読者投稿・たかひら正明

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近畿大学病院の泉ヶ丘移転が、2023年4月から早くとも2024年4月へと1年延長となった。

現在工事を行っている五洋建設に聞いたところ、移転先であり、取り壊し予定の三原台の府営住宅で外壁からアスベストが検出されたので、それを機械でなく人がサンダーなどではつって除去するため、工期が半年程度延びて、当初予定の倍以上となっているとし、今後残っている住宅を解体する際にも同様のアスベスト対策が求められると予想。

5階建ての団地を覆い、アスベストを吸塵しつつ外壁塗装とその下のモルタルをはつり、石綿処分を行う手間が追加された。

既に五洋担当部分の建物は解体されていたが、更地になるまで、アスベスト計測は行われ、その結果は道路に貼りだされている。
そして当然、追加工事代金は上乗せされる。

それ以前に、既に高層として完成している三原台府営住宅についてもアスベストがあったのではないかとの疑問がわくのは当然で、それも聞いてみたが、一般論として同時期に建設された同じ建物で仕様が違うとは考えにくい、だが、アスベストは含まれていなかったと聞いているとの回答。

もし、アスベストが含まれていたら、それに気付かず工事が進んでいたのであれば、周辺住民は、将来、石綿被害にのどを掻きむしることになろう。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年7月8日)時点のものです。

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