英語教育の充実をめざす河内長野市 小学校に外国人指導員

投稿者 記者・ 藤原

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幼児~大人の体験催しも

 河内長野市で5月から、英語に触れる機会を提供する「英語村」事業が始まった。20年度から小学校で英語が必修化されるのに先立ち、小学校や公共施設で体験型英語学習の場を開設し、英語教育の充実を目指す。

 主な取り組みは「モバイル英語村」「地域連携型英語村」「外部試験の公費による受験」の実施。
 「モバイル英語村」は、各小学校に外国人の英語指導者を派遣し、生きた英語を教える。

 小学校6年生が対象。各学校のクラスごとに実施する。1クラス90分程度の予定。約8名の児童に1名の英語指導員がつく。全小学校27クラスで、6月から順次開始する。

 指導内容は、旅行会社・コンビニ・病院などの場面を設定し、英語指導員と自分の意思を伝えるなど英語でコミュニケーションをとる。また、英語カルタや絵カードなど教材を整備する。

 「地域連携型英語村」は地域と連携、地域の人材を活用して、4・5歳児用、小学1・2年生用、3・4年生用、5・6年生用英語村をそれぞれ開設する。

 4・5歳児用と1・2年生用英語村は定員20名に、ネイティブ講師と日本人講師がそれぞれ1名つく。ゲームや歌、絵本読み聞かせなど英語で遊ぶ。あいっく子ども交流ホールで5月から、年間6回実施する。

 3・4年生用および5・6年生用英語村は、定員20名に2名のネイティブ講師がつく。発達段階に応じたペアワーク・グループ活動やさまざまな行事を楽しむ。キックスで7月から、年間5回実施する。

8月25日にイベント

 また一日英語村体験イベント(英語村フェスタ2019)も計画。幼児から大人までの市民を対象に8月25日、キックスで開催。1時から5時まで。

 英語でクッキング・英語で縁日・ロボット制作・英語で遊ぼう、などの講座を開設する。
 「外部試験の公費による受験」は、中学3年生を対象に、英検3級の受験料を補助する。また研究指定校の小学6年生を対象に、英語の技能検定を実施する。

 これらの事業は、今年度の取り組み状況を踏まえて、課題や問題点を精査、改善し、今後も継続する意向である。教育指導課0721・53・1111

記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年6月21日)時点のものです。

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