新檜尾台9条の会が、戦争体験記を刊行

投稿者 記者・ 冨尾

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 戦争を放棄し、戦力を持たないことを定めた憲法9条を守ろうと活動している9条の会。戦後75年を迎え、「新檜尾台9条の会」が、戦争体験をまとめた冊子「戦中~戦後を生きた世代が若い世代へ伝えたいこと」を8月に刊行した。「新檜尾台9条の会」は15年から活動を始め、泉北ニュータウンでは三原台・茶山台・晴美台・庭代台・槙塚台・桃山台・赤坂台・原山台でそれぞれが活動をしている。
 父親を戦争で亡くした人、大阪大空襲や堺大空襲で焼け出され命からがら逃げて生き延びた人、集団疎開をした人などの体験談や軍人墓について、また地域での平和活動や若い世代への期待について、10人が寄稿。家族を失った悲しみや疎開先でのつらい体験、父や母から聞いた言葉などが淡々と綴られている。
 「実際に戦争を体験した人が高齢になり、戦後75年の機会に文章にまとめた。戦争が遠いものにならないよう、若い世代にも戦争の悲惨さを知ってもらい、改めて戦争や平和について考えるきっかけになれば」と会員。冊子希望者には無料で進呈(郵送料のみ負担)。

問い合わせ=大場さん 072-297-8660

記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年9月25日)時点のものです。

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