和泉中央駅 山側にも一般車スペース

投稿者 記者・ 藤原

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ロータリー改修3年後に完成

 和泉市は、和泉中央駅前広場の改修を計画。今年度に実施設計を済ませ、来年度から2か年で整備する。

 対象となる駅前広場は約8千平方メートル。現在、広場内の歩道を境に、山側(のぞみ野側)のバス専用ターミナルと海側(いぶき野側)の一般車・タクシー専用ロータリーの2つに区分して運用している。

 山側にはバス乗降場、待機所、緑地が整備され、一般車の進入は禁止されている。しかし送迎のための一般車の流入が後を絶たず、バスの運行に支障を来すとともに、一般車の乗降者が車道を横断するなど危険な状況にある。
 海側にはタクシーの待機所・乗降場・一般車用送迎場があるが、出入口が1か所しかない。このため入退場車が交錯し、危険な状態。また隣接する府道三林岡山線の車道を歩行者が通行して駅に向かうなど、問題が生じている。

 基本構想では、山側については緑地を活用し、乗降場や待機所を備えたバス専用ターミナルと新たに一般車専用スペースも整備する。

 バスと一般車の専用出入口をそれぞれ設け、混入を避ける。一般車専用スペースには送迎場のほか、短時間無料の時間制駐車場なども検討されている。

 海側については入口と出口の専用レーンを整備し、交錯状態を解消する。また府道沿いに一部歩道を設け、歩行者の安全を確保する。

 和泉中央駅では1日平均約3万3千人が乗降する。同市は、地域公共交通網形成計画で、交通結節機能の強化を打ち出した。今回の駅前広場改修は、その目標達成に向けて取り組む事業の一環でもある。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年7月12日)時点のものです。

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