5月26日午前、南堺署は、ハーベストの丘入り口ゲート前広場で交通安全イベントを開催した。
今回は主に高齢者の交通安全対策を目的とし、光明池運転免許試験場の職員による運転免許返納相談と俊敏性検査器による検査を実施。免許の返納を考えている人や今後のためにと興味を持つ多くの人が足を止めた。
返納を迷う大きな一因である返納後の移動手段、その後の足として株式会社セリオによるシニアカーや四輪電動アシスト自転車、リモコン操作もできる電動車いすなども展示された。高齢者のみならず親子連れも試乗を楽しんだ。実際に体験した人は、介護保険を利用してレンタルできる事など説明を受けていた。
運転免許の返納は、池袋の高齢者による暴走事故が起きた2019年をピークに右肩下がりで減少傾向。同署では今後もイベントなどを通して免許返納の推進を続けていく。
この日は多くの親子連れでにぎわい、白バイとパトカーの記念撮影には長蛇の列ができた。また自転車のヘルメットも展示、試着体験を通して乗車時のヘルメット着用を呼び掛けた。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年6月23日)時点のものです。