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4月24日夜、南区の高齢女性宅に、息子をかたる男から「熱がある。明日病院へ行く」と電話があった。翌朝には「ただの風邪だった。実は不倫相手の女性を妊娠させてしまい、夫から慰謝料400万円を請求されている」と言った。息子の声にそっくりだったため、信じ込んだ女性は、280万円を用意。栂・美木多駅で会う約束をしたが現れず「今から法律事務所に行かないといけない。代わりに法律事務所の○○が取りに行く」と、電話で近くの場所に誘導され、そこにいた○○という男に現金を渡した。
また翌朝「不倫相手の女性からも慰謝料200万円を請求されている。」と電話があり、大阪市内まで電話で誘導された女性は、法律事務所関係者をかたる男に、50万円とキャッシュカードを手渡した。約1週間後本当の息子と話し、詐欺だったと気付き、警察に届け出た。キャッシュカードからは、270万円が引き出されていた。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年5月24日)時点のものです。