特別養護老人ホーム故郷の家(檜尾)で2日、「多文化フェスティバル」が開かれ、地域の人や利用者など大勢の人が中国獅子舞や日本、韓国、ネパールの食を楽しんだ。今回は初めて第2部で「ディスコン大会」が開催され、地域のディスコンチームも参加。利用者チームなど6チームの対戦に選手たちはヒートアップ。白熱の戦いに会場は大盛り上がりだった。
第1部「35周年感謝の集い」では、利用者が普段取り組んでいるブンネ音楽療法演奏・合唱が披露された。ブンネ楽器は、スウェーデン生まれの子どもから高齢者、身体機能にハンデのある人などでも気軽に音楽の世界を楽しめるように設計されている。同ホームでは以前から同楽器を活用した音楽療法に取り組み、職員指揮のもと「富士山」「シャボン玉」の2曲を発表。見事な演奏に大きな拍手が送られた。
その後、成美高校中国文化春暁倶楽部の生徒たちによる中国獅子舞の登場に会場は沸き立った。女子生徒たちは美しい衣装に身を包みウルグアイや漢の時代のダンスを披露。部長の谷川綾さんは「今年創部22年になり、いろんなイベントに参加しています。故郷の家の皆様に喜んでもらえて良かったです」と。
Information
以下の情報は2024/01/24時点のものです
特別養護老人ホーム 故郷の家
- 電話番号
- 072-271-0881
- 住所
- 堺市南区檜尾3360-12