記者・ 髙見
光明池のファインプラザ大阪で18日10時～１時に「光明池築造工事と朝鮮人労働者の歴史」の現地学習会を開催。和泉市人権協会主催で年１回開かれる現地学習会の一環で29回目となる。
光明池は灌漑（かんがい）用ため池で、１９３１年から始まった建設工事は山を削って出た土をトロッコで運んで堤防を作るという大がかりなものだった。過酷な作業で10人以上の朝鮮人労働者が犠牲に。５年後の本堤防完成時に朝鮮人労働者慰霊碑が建立されたが、いつの間にか崩れ忘れられていた。
しかし、歴史を風化させてはいけないと、83年に石碑を再建。05年に光明池土地改良区が祠（ほこら）を修復し、06年に和泉市人権啓発推進協議会多文化共生部会が日本語とハングルの２か国語の説明板を建立。さらに、95年に和泉市民有志の呼びかけにより、「和泉市における在日朝鮮人の歴史を知る会」が発足した。
現地学習会では事前学習とフィールドワークを実施。光明池堤防を歩くため動きやすい服装、履物での参加を。定員20人。参加無料。 携帯電話など緊急連絡先を明記の上、可能な限りメールまたはラインで参加連絡を。
申し込み・問い合わせ＝メールixt0725@gmail.com 電話０７２５・99・８１１５（和泉市役所人権・男女参画室 平日９時～５時15分）
企画情報：https://ixt0725.blogspot.com/
ＬＩＮＥ：https://line.me/R/ti/p/@257rfldr
記事中に掲載されている情報は掲載日（2025年10月15日）時点のものです。
