マイコプラズマ肺炎、患者数増加 堺市では8例報告

投稿者 記者・ 横山

マイコプラズマ肺炎の患者が過去最多レベルに増加している。今後も増える可能性があり、第45週(24年11月4日〜10日)府下の統計(基幹定点医療機関からの報告数)で、前週から2例増の61例の報告。堺市では8例の調査情報がある。

「肺炎マイコプラズマ」と名付けられた細菌に感染して発症する疾患で以前はほぼ4年に1回の周期で流行。急増の原因として新型コロナウイルス対策で患者が減り、免疫を持たない人が増えたことも要因の一つと言われている。

厚生労働省や国立感染症研究研によると、飛ひ沫まつ感染や接触感染で広がる。感染すると2〜3週間の潜伏期を経て、発熱やだるさ、頭痛などの症状が出る。解熱後もせきが長く続くことも。感染しても多くは軽い症状ですむが一部がマイコプラズマ肺炎となり入院が必要になる。大人も感染するが子どもの患者が多いことも特徴だ。同省は手洗いやマスク着用などの感染対策を呼びかけている。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年11月27日)時点のものです。

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