9月14日午前、南堺署がハーベストの丘駐車場で、主に高齢者を対象とした交通安全啓発キャンペーンを行った。
光明池運転免許試験場の職員による免許証の返納相談や俊敏性検査機による反射神経の検査、トヨタカローラ南海の協力で衝突被害軽減ブレーキを体験できるサポートカーの展示と試乗や、返納後の足として便利な電動車いすの試乗が行われ、ハーベストの丘に遊びに来た多くの家族連れや買い物客らが足をとめた。
今後のためにと電動車いすを試乗した人は「公道を走れるのはとても便利」と。サポートカーは職員が運転する車に乗り、わき見運転をしていて前の車に衝突しそうになった時、自動ブレーキがかかる場面を再現した。また、コンビニなどの駐車場で事故の多いアクセルとブレーキの踏み間違い防止にも対応している。
会場では自転車用ヘルメットの展示や啓発品の配布も行われた。毎回大人気の白バイとパトカーには、多くの親子連れが写真撮影を楽しんだ。
堺市からは電動サイクルの展示コーナーも設けられた。同署では今後もイベントを通して交通事故防止を呼び掛け、免許返納の推進を続けていく。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年9月5日)時点のものです。