[堺市南区]平和について考える絵本を150冊展示 読み聞かせや手話で戦争を伝える/南図書館

投稿者 記者・ 石川

南図書館 平和を願う『えほんのひろば』

平和について考える本を約150冊展示した「平和を願う『えほんのひろば』」が終戦の日の15日、南図書館ホールで開かれた。
南区で絵本の読み聞かせボランティアをしているキッズパル主催、あったとさ共催の初企画に、子どもからシニアまで幅広い世代が参加していた。

午前の部は各メンバーが絵本の読み聞かせをし、長谷川義史作「ぼくがラーメンたべてるとき」では、日本語と中国語の本を対訳で読んでいく珍しい試みがされていた。向田邦子原作「字のないはがき」や、南区在住の佐々木文彦さん作「げんばくとげんぱつ でていって」などを優しい語り口で読んでいった。
また、佐々木さんは演壇に立ち、自身の戦後体験、絵本制作に至った現在の戦事情勢悪化や原子力発電リスクに対する危惧を語った。

午後の部は、四國五郎作詩・長谷川義史作画「朗読詩ひろしまの子」を〝声に出して読んでみよう〟のプログラム。
1980年、四國さんが原水爆禁止世界大会で自ら朗読した詩。「過ちは繰り返さない」と誓ってほしいと訴えた内容で、昨年、長谷川さんにより絵本化された。両会代表の岩本真佐子さんが絵本を見開きながら詩を読み、参加者が復唱していった。

「人の読みを聞くだけではなく、自分で声に出して読んでみると言葉の受け止め方が違う」と岩本さん。メンバー以外の協力者が手話を担当した。

岩本さんは「絵本で戦争は止められないけれど、絵本で戦争をしない子は育てられる」と今企画への思いを述べた。参加者は「読む人の特徴もあって聞きやすかった。選ぶ本もよかった」と。

会場では堺市内の各図書館から集められた展示本を、来場者が自由に閲覧していた。

Information

以下の情報は2023/06/09時点のものです

堺市立南図書館(みなみとしょかん)

電話番号
072-294-0123
住所
堺市南区茶山台1丁7-1

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