桃山学院大学ビジネスデザイン学部(大阪市)で活動する起業部が6月28日、天神橋筋商店街(大阪市)で学生が企画開発に携わった商品を集め販売会を開催した。
起業部は2023年1月に発足。企業と連携した商品開発を年間10件ほど実施し、学生の起業への支援などもしている。同販売会では、カードゲーム、和泉ガラスで製作したアクセサリー他商品が並んでいた。
注目商品は、規格外農作物を活用したジェラートだ。「紅茶」「プロテイン」「黒ゴマ・マシュマロ」「トロピカルフルーツ・バラ」の4種を商品化。
フォレストバンク(堺市)が掲げる「日本の農家を救う」という思いに学生が共感し、昨年11月から約20人が参加して、本計画が始動した。ジェラートには市場には流通しない規格外農作物を利用し、同部学生と辻調理師専門学校生の初協働で味やパッケージの試作を重ねて完成させた。
学生を指導する同部起業支援室の眞田和明さんは「企画発表だけで終わるのはもったいない。最終の販売を通してどれだけ大変なのかを体験し、どうしたら人に注目されるか学んでほしい」と。学生はチラシ配りや呼び込みにも取り組んでいた。
購入者は「一つひとつ手作りで手が込んでいて良いね」「面白そう頑張っているね」と感想を話した。
ジェラートの最終売り上げ個数は104個となった。3年生の宇山りこさんは「自分が企画開発して商品化したのは初めて。実際に販売して自信になった。今後開発する機会に生かしたい」と話した。

