泉北高速鉄道和泉中央駅でホームドア(可動式ホーム柵)の設置工事が完了し、1番線は20日から、2番線は8月3日から運用開始する。当初は今秋の運用開始を予定していたが、工事が順調に進み運用開始が予定より早くなった。
和泉中央駅は特急車両の乗り入れもあり車両によって扉位置が異なるが、二重引き戸構造でドアの開口幅を大きくとることが可能な「大開口ホーム柵」の採用と、特急車両の扉付近のホームドアを少しホーム側へ下げることで対応。その際生じるスペースに関しては左右双方向から3Dセンサーを照射し、より死角をなくす対策を講じる。
ホームドアは戸挟み防止機能やホームドアと車両間の居残り検知機能付きで、利用者の安全を確保する。
車両との段差縮小へ
ホームドア運用開始後もホームと車両との段差や隙間を縮小する工事が引き続き行われる。泉北高速鉄道は、他の駅もホームドアを順次設置する予定。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年7月28日)時点のものです。