和泉中央線やはつが野線、初乗りが200円に
南海バスは7月1日より路線バスの運賃を値上げする。今回の運賃改定は消費税率の引き上げ時を除き27年ぶりとなる。
コロナ禍による利用客の減少に加え燃料価格の高騰、安全輸送を確保するために車両の更新や設備投資、人材確保の経費増加が必要となることが運賃改定の主な要因。今後も路線バスを継続していくために運賃改定に踏み切った。
改定後の運賃は、特殊区間(泉北ニュータウンや堺市の一部)が10円の値上げ。対キロ区間制(和泉中央線・はつが野線など)は初乗り運賃が30円値上げし200円、初乗り後の各区間は20円の値上げとなる。定期券の料金も7月1日以降の購入は改定後の基準運賃に基づき改定される。
おでかけ応援は100円
なお、満65歳以上の堺市民が対象の「おでかけ応援カード」は引き続き1乗車100円で利用できる。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年6月26日)時点のものです。