[和泉市]描かれた魚「泳ぎそう」 小中生ら水墨画学ぶ

投稿者 記者・ 元村

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和泉市立青少年センター(和泉市幸)で8月4日夏のユースゼネレーション講座として水墨画教室「扇形の色紙に絵を描こう」が小中学生対象で開催された。講師は墨彩画「京都墨彩画壇」会員の松嶋裕衣さん。

水墨画は墨の濃淡とかすれやぼかしで空間を表現する絵画。松嶋さんの教室は2回目の開催で、この日のテーマは「涼を感じる」だった。墨汁を使って2種の金魚と水草などを扇形の色紙に描く。墨は薄める水の量で濃さを調節し、水の含み具合で色を変えられる。

先ずは描き方の手本を見るため、子どもたちが松嶋さんの机を囲んだ。書道と違った筆の使い方、墨は乾くと薄くなる性質、墨の濃さや大きさを変えると印象の違う魚が描ける事などが説明された。松嶋さんはあっという間に手本を描き上げ、尾びれのヒラヒラ感を薄墨で加えた後に、目を書き入れると魚が泳ぎ出したように見えた。すると子どもたちは思わず「かわいい〜」と声を出した。

その後各自が席に戻り練習を始めた。中には躊躇なく本番へ進み、色紙の表と裏の両面に描く子も。子どもたちは自由に描いた作品に大満足の様子だった。前回の自身の作品を自宅に飾っていているという参加2回目の小学生は、「次回も参加したい」と笑顔。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年8月23日)時点のものです。

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