[堺市南区]「溺者救助」の全国大会へ 南消防署の今木さん

投稿者 記者・ 松林

今木さん

中村さん(左)と南部さん(右)

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近畿で1位に

7月23日兵庫県三木市で行なわれた「第50回消防救助技術近畿地区指導会」で
南消防署第2警防課茶山台出張所勤務の今木聡(いまさとし)さん(消防士長)が、水上の部「溺者救助」で9チーム中1位を勝ち取り、8月26日東京都立川市で行なわれる「第50回全国消防救助技術大会」に出場する。この大会では全国各地から選抜された消防隊員が一堂に会し日頃の訓練成果を披露する。

消防士10年目の今木さんは、茶山台出張署で救急・警防の仕事をこなしながら、堺市総合防災センターのプールで非番日や仕事後に毎日3時間の訓練を積んだ。溺者救助とは、3人一組で、救助役と補助役が協力して浮環にロープを結着後プール内へ投下し、20メートル先の要救助者役の位置まで浮環を搬送し、要救助者を捕まらせロープを手繰り寄せて救助するもの。スピード且つ正確さが求められる。今回8年目の出場となる今木さんは、29秒08という高記録で優勝した。

中村さんは4位、南部さんは6位入賞

また同署から同大会の陸上の部に出場した中村勇斗(なかむらゆうと)さん(消防士長)は4位入賞、水上の部に出場した南部裕之(なんひろゆき)さん(消防士長)は6位入賞を果たした。二人は「本番では悔しい思いをした。来年は、リベンジを果たしたい」と意欲を燃やす。

今回堺市消防局からは10人が全国大会への出場を決めた。この全国大会を目指し、隊員は1年を通して訓練に励み、日々の救助活動に生かされる。全国大会の模様は、当日You Tubeでライブ配信される。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年8月21日)時点のものです。

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