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「地域防犯は生きがい」
光明台南校区全般を見守る青色防犯パトロール隊。自主防犯ボランティア活動として地域防犯を高める目的で始めて20年以上になる。青色回転灯と拡声器を装備した自動車を使い行う。青色回転灯を点灯させての活動は、月4回朝夕に小学生の登下校時間帯に合わせてそれぞれ約1時間。アナウンスと共に小学校の校歌を流していると、道行く小学生が振り返ることがあるそう。
防犯協議会代表の浅野博司さんは街を強くする「走る安心」でありたいと話す。
メンバー最年長の古村政昭さんは今年92歳=写真中央。青パト立ち上げ以前から自治会役員をしたことをきっかけに40年以上も地域防犯活動に協力。自分が暮らす光明台がその名の通り、光が明るい台地のように常に明るい町であるためにと穏やかな様子で話す。
古村さんにとっての青パト活動はライフワークであり、生きがいだそう。歩ける限りは続けたいと抱負がある。そのためにも日々の暮らしでは、快眠のための乾布摩擦、体力作りに一日40回の腕立て伏せ、そして手先を使う趣味の彫刻をして過ごす。またシニアクラブでも活動している。他のメンバーはとにかく元気な古村さんを尊敬している。
そして古村さんはこれまで青パト活動日を休んだことがない。メンバー全員は自分達が暮らす地域のために、大きな犯罪になる前の抑止力になればとの想いで青パト活動に携わる。