［泉北］堺市・和泉市のワクチン接種　高齢者５月から本格化　

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一般は７月以降に

　新型コロナウイルスのワクチン接種について、堺市は５月１日から65歳以上の高齢者を対象に集団接種を開始すると発表した。高齢者入所施設では４月13日から接種が始まっているが、高齢者への接種がいよいよ本格的にスタートする。ワクチン接種に必要な接種券は20日発送し、24日ごろまでには対象者に届く見込み。集団接種は各区1か所以上の接種会場で実施する。南区での集団接種会場は泉ヶ丘センタービルとなっている。

　市のスケジュールによると、施設入所者以外の高齢者に対しては、24日までに接種券を発送。26日から集団接種の予約受け付けを開始し、５月１日から接種を開始する。医療機関での個別接種は５月10日から予約を開始し、19日からの接種開始を予定している。

　集団接種の会場は各区１か所以上設けられ、平日だけでなく土・日・祝日も接種を行う。また、個別接種は市内約15か所の病院と約３７０か所の医院・診療所などで受けられる。

　今後の接種スケジュールについては、ワクチンの供給量にも左右されるが、市では６月末までに高齢者への接種を終え、７月以降、一般市民を対象とした接種を行う予定にしている。

　また、市では集団接種の実施に向け、３月28日に、東区の北野田駅前にあるダイエー北野田店で集団接種の訓練を実施した。（写真）

　市では「訓練結果を踏まえて、細かな改善なども行い、万全の体制でワクチン接種に臨みたい」としている。