「笑い」の検証、参加者募る がん経験者を対象に 近大と吉本が共同研究

投稿者 記者・ 岩谷

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近畿大学と吉本興業による共同研究「笑い」の医学的検証がスタート。がん経験者の生活の質向上とストレス緩和に「笑い」がどのように作用するかを調べるもので、参加者を募っている。現在の医療において、
がん治療の進歩に比べ、がん体験者の生活の質を向上させる方法は確立していないのが現状。心療内科医師の阪本さんを中心とする研究グループは、以前より「笑い」がもたらす効果を検証しており、今回、がん治療の副作用や再発の不安といった様々なストレスに対しても効果が出るのではないかと期待している。

試験の方法はシンプルで、4週間の間、毎日「お笑いDVD」を見るというもの。検査初日と最終日の2回来院が必要で、心理検査を含む質問表とアンケートへの記入、さらに酸化ストレス測定のため指からごく少量の採血を行う。こちらのデータは後日郵送で受け取れるので、自身の変化を数値で確認することができる。

参加の条件は①がんと診断されて②がんが治癒または病状が安定している③20歳以上であること。他にも諸条件あり。9月末までを予定しているが定員になり次第締め切り。QRコードまたはメールryo-akamoto
@med.kindai.ac.jp、電話 072-366-0221(内線3821/平日9時〜5時)で。

電話:内線3821/平日9時〜5時

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年4月25日)時点のものです。

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