10月28日、秋の地域安全運動に伴い、和泉市青色防犯パトロール(青パト)活動合同パトロール出発式が、久保惣記念美術館前駐車場で行われた。現在、和泉市で登録されている青パトは25団体で112台。団体数は大阪府下で2位、青パト台数は府下1位を誇る。この日は72名、33台の青パトが結集した。
青パトとは、登録した地域団体が青色回転灯を装備した自動車で行う自主防犯パトロールで、警察と連携し安全安心な街づくり、犯罪抑止に貢献している。
参加団体の紹介の後、大阪府警本部生活安全部府民安全対策課から、現在の府下の特殊詐欺についての講話が行われた。
犯罪抑止に貢献
和泉署管内での特殊詐欺は今年9月末現在、4件減ったが被害額は昨年より4倍で1億円超。刑法犯も減少傾向で、稲垣署長は「みなさんの活発な活動の結果。青パトが走っているのを眼にすることで犯罪を抑止している」と話した。
最後に、パトカーを先頭に、青パト33台が一斉に駐車場を出てパトロールに向かった。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年11月30日)時点のものです。