9月30日、阪和いずみ病院で、和泉警察署による防犯教室が行われた。
同署生活安全課から現在の特殊詐欺の現状について話があった後、病院に不審者が入ってきた時の訓練が実践を中心に行われた。
講師は同署職員に逮捕術を教える江口恭平さん(柔道指導者)と政宗寛治さん(剣道指導者)。不審者に対して、先ずは相手と距離を空け、声をかけて落ち着かせる。刃物等を持っている時は、さすまたや近くにある椅子や机で防御、物を投げるなどして相手の動きを止め110番通報する。
正義感で戦うのではなく警察到着まで(平均6分30秒)時間を稼ぐ。何より自分の命を守ることが一番大事だと伝えられた。
さすまたの使い方では、全員が実際に手に取り一人ずつ実践した。さすまたは使い方次第で効果が大きく変わる。効果的な使い方のコツを学び、護身術では、腕を掴まれた際に簡単に振り払う方法が伝授された。
剣道の胴を身に付け安全に留意し、体を張った江口さんと政宗さんの熱心な指導に、参加した看護師や病院関係者ら約20人は、質問をしながら夢中で取り組んでいた。
Information
以下の情報は2024/12/09時点のものです
医療法人聖和錦秀会阪和いずみ病院
- 電話番号
- 0725-53-1555
- 住所
- 和泉市あゆみ野1丁目7番1号
- 営業時間
- 9:00~11:00・完全予約制
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年10月29日)時点のものです。


