6月7日昼、ジョイパーク泉ヶ丘で南堺署による交通安全イベントが開催された。
5階の駐車場では白バイとパトカーを展示。3階ではサカイサイクル株式会社が、自転車シミュレータを使用し交通ルールとマナーを学ぶ体験会を行った。
始めに自転車の安全利用五則を確認し、大きなモニターに映し出された仮想の町でスタートからゴールまで実際に自転車に乗って進む。チェックポイントではルールが守られているか、左右・後ろの確認を行ったかなどを判定。ペダルのこぎ方で速度も変化し、壁にぶつかると画面上で自転車は転倒するというリアルさ。ゴールすると判定結果と注意点が表示され約10分の体験が終了する。子どもからシニアまで安全に楽しみながら学べるのが魅力。
体験した人達は「毎日乗っているがルールは、あいまいになっているので体験できてよかった。交通ルールに注意したい」と。この日は多くの買い物客らが訪れ23組の家族連れが体験した。
同社は大阪府から交通安全教育などの委託を受け年間約50か所の学校や施設などを回っており、南区では初。「ただのゲームにならないように始めのルール確認と後の評価が大事」と。また、大阪府では自転車シニュレータを活用した交通安全事業の申し込みを受け付けている。詳細は大阪府のホームページで。