パトロール110番
警察官なりすまし増える 「オレオレ」は息子だけではない
特殊詐欺で一番耳なじみのある「オレオレ詐欺」は、息子や孫になりすまし「オレや」と言って電話をかけ「風邪をひいて喉の調子が悪い」と、声が違うことを伝えて信じ込ませて親心につけ込んで「トラブルに巻き込まれてお金が必要」などと言って現金をだまし取る手口である。
この「オレオレ」は、親族だけでなく警察官や弁護士などになりすます場合もあり、事件や事故に巻き込まれたと示談金を名目に金銭をだまし取る。
最近特に多いオレオレは警察官かたりで「○○署の○○です」と電話をかけ、「あなたの口座が犯人に悪用されている。あなたも共犯者として逮捕される」「カードが不正利用されている。個人情報が悪用されている」などと不安をあおる。
さらに「お金の流れを把握するため」と、スマートフォンのアプリのトーク機能でやり取りできるよう誘導し、ビデオ通話で逮捕状を見せ「資金を調査する。潔白が証明されたら返金する」とネットバンキングやATMからお金を振り込ませる。
警察官がアプリでやり取りすることもお金を送金させることもない。
「39」から始まる番号の不審な電話 和泉市
2月6日夕方、和泉市内居住の高齢女性宅の固定電話に「39」から始まる電話番号から自動音声ガイダンスで「こちらは総務省です。2時間以内に返答がなければこの電話は使えなくなります。オペレーターにつなぐためには1を押してください」との不審な電話。和泉市内では同様の電話が、1月末、2月8日午前にも確認されている。
話に乗らず、すぐ切ってから相談を
南堺署管内では昨年11月から特殊詐欺被害が激増し2月も被害は増加中。被害額も大きく危機的状況が続いている。同署は、金融機関と連携し対策を強化している。不審な電話(アポ電)の通報があれば緊急配備し警戒にあたっている。
不審な電話はすぐに切る。区役所や警察を名乗る電話でも、すぐに話を信じずに詐欺を疑って。還付金などのお金の話や、犯罪に巻き込まれたなど不安をあおる電話は全て詐欺。まず一度電話を切ってから家族や友人や警察に相談、直接区役所に電話をするなどして確認を。
固定電話は+表示なしのことも
2月11日昼、和泉市内の男性の携帯電話に「+8」から始まる国際電話番号から若い男の声で「警視庁捜査二課です。少しお時間よろしいですか」と電話。男性が不審がる様子で対応すると相手が電話を切った。和泉市では、国際電話による不審な電話が相次いでいる。
2月4日〜10日にも和泉市内では「80」から始まる国際電話番号からの電話が相次いだ。特殊詐欺のはじまりの「アポ電」は国際電話からかかってくることが多い。国際電話番号は「+80」や「+18」などが多いが固定電話には「+」が表示されない場合もあり注意が必要。和泉署は安まちメールで注意を呼び掛けている。
商品が盗まれる
2月2日夜、大庭寺の店舗で水タバコ1個が盗まれた。
バイクのアクセルワイヤーが盗まれる
2月2日頃、のぞみ野3丁目のマンションの駐輪場に止めていた10代男性のバイクのアクセルワイヤーが盗まれた。
電動自転車の盗難
2月3日頃、茶山台1丁の一般駐輪場に無施錠で止めていた20代男性の電動アシスト自転車が盗まれた。
2月3日頃、茶山台2丁の団地内の駐輪場に施錠して止めていた30代女性の電動アシスト自転車が盗まれた。
施錠して止めていたバイクの盗難
2月1日、晴美台3丁の住宅の駐輪場に施錠して止めていた10代男性のバイクが盗まれた。
2月1日、城山台2丁の団地内の駐輪場に施錠して止めていた10代男性のバイクが盗まれた。
2月1日朝、城山台2丁の住宅の駐輪場に施錠して止めていた60代女性のバイクが盗まれた。
こちら119番
酒を飲んで路上で転び骨折
2月4日深夜、若松台2丁で50代女性が飲酒後に路上で転び、ろっ骨を折った。
飲酒後に転びケガ
2月5日午前、伏屋町3丁目で70代男性が飲酒後歩行中に転び、顔面と左の手足にケガをした。
階段から落ちてケガ
1月28日朝、のぞみ野1丁目で60代女性が階段の約10段目から転落しケガをした。
2月6日朝、伏屋町4丁目で80代男性が階段から転落し頭と手足にケガをした。
2月6日昼、はつが野3丁目で70代男性が階段の約8段目から転倒し顔面と両手足にケガをした。
転んでケガ
1月30日夜、伏屋町5丁目で100歳代女性が歩行中に転び頭にケガをした。
2月2日朝、伏屋町3丁目で50代男性が玄関先で転び右腕にケガをした。
2月7日朝、緑ケ丘2丁目で90代女性が自宅の玄関前で転び腰にケガをした。
玄関で転びろっ骨を折る
1月30日朝、鴨谷台2丁で90代女性が自宅の玄関で転び、左ろっ骨を折った。
バイクで転び背中を痛める
1月31日朝、室堂町で40代男性が125㏄バイクで走行中に転び背中を痛めた。
作業中に肩を痛める
2月4日夕方、あゆみ野4丁目で10代男性が荷物の上げ下げの作業中に左肩を痛めた。