言われるがままにATMを操作して
12月10日、茶山台2丁の80代女性宅に南区役所をかたる人物が電話をかけ「保険の還付金がある。今日中にATMで手続きすれば間に合う」と言って誘い出し女性は言われるがままにATMを操作し48万円を振り込まされた。その後銀行職員の指摘により詐欺だと分かった。
南区では1月にはいり還付金詐欺の被害が立て続けに発生中
いずれも南区役所をかたる人物が電話をかけ、医療費の還付金があるといってATMに誘い出し、携帯電話で操作を指示し、還付金を「振り込む」と思わせて相手に振り込ませるという、典型的な還付金詐欺の手口。被害額も大きく、南堺署では危機的状況として警戒を強め金融機関などと連携し対策にあたっている。
1月6日夕方、土佐屋台の高齢女性が約180万円をだまし取られた。異変に気付いた周囲の人が声をかけ詐欺だと気付いた。
1月8日昼、竹城台の高齢女性が290万円をだまし取られた。ATMの画面に「詐欺ではないか」とのメッセージが出てきたため、振り込み後に行員に相談し詐欺だと分かった。
1月14日夕方、檜尾の高齢女性が約96万円をだまし取られた。機械から出てきた明細を見て知らない人に振り込んでいることが分かった。
1月15日夕方、槇塚台の高齢男性が約99万円をだまし取られた。明細を見て詐欺だとわかった。
銀行の窓口が閉まった夕方や人気の少ないATMに誘い出されることが多い。官公庁が閉まっているはずの土日に電話がかかってくることも。「還付金」「ATM」は詐欺の要注意キーワード。これらの話をする電話は100%詐欺。「絶対にだまされないで!」南堺署は強く注意を呼び掛けている。