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4月14日午後、青葉台あおば会館で、地域団体「いきいきサロン」の年度第1回の恒例行事となっている防犯教室が開催され、70歳以上の住民やボランティア約50人が参加した。府警本部生活安全指導班の女性警官から、特殊詐欺の被害防止対策として①警察官をかたりキャッシュカードをだまし取る手口②ATMに誘い出してお金を振り込ませる還付金詐欺の実例を分りやすく寸劇で披露した。
指名された参加者も劇に参加し実際に被害にあう体験をし、キャッシュカードを入れた封筒が別のものとすり替えられていたことにも「全く気付かなかった。マジックみたい」と驚き。また還付金詐欺では、ATMで相手の指示通りに数字を押している画面を見ると、相手に振り込んでいる画面だということを再確認した。
「電話口では親切で良い人に思えてもだまそうとしている」と被害に遭わないよう訴えた。青葉台地区では防犯意識が高く、詐欺だと見抜いて被害にあうケースは少ないが、アポ電は多くかかってきているという。昨年の府下の特殊詐欺件数は2060件で被害額は31億円。「絶対にだまされないでください!」と和泉署生活安全課。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年5月16日)時点のものです。