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和泉署管内では、昨年から特殊詐欺の被害がおさまらず警戒を強めている。管内で発生する特殊詐欺の約半数を占める「還付金詐欺」では、現金を還付するといってATMへ誘い出し、携帯電話で通話しながら犯人が操作を指示し、還付すると思わせて現金を振り込ませる手口であることから、同署は金融機関と協力し「ATMでは携帯電話は使えない」と利用者に呼び掛けている。
和泉署管内で12月に配信された安まちメールでは、「市役所職員を名乗る人物から医療費の還付金があるとの電話。後ほど郵便局員から電話がかかってくる」「市役所職員を名乗り、国民健康保険の払戻金がある。封書を送っているがなければ郵便局のATMで手続きできる」「息子さんが喉の痛みを訴え手術して声が出ない」など、多くの不審電話と被害が発生した。
犯人は言葉巧みにATMに誘い出す。「ATMで還付金は絶対に戻らないことを心に留めて。またATMで通話は出来ない。不審電話には対応せず、一旦電話を切り警察に相談を」と同署。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年1月21日)時点のものです。