[大阪狭山市]狭山中の生徒、狭山消防署で職業体験 消火や救助に挑戦

投稿者 記者・ 吉田

狭山中職場体験

11月14・15日、大阪狭山消防署に狭山中学校2年生の男子生徒4人が「職場体験」に訪れた。中学生が市内の公共施設やお店などで体験学習をする活動で、コロナ禍のため、ここ数年中止していたが今年再開。

初日は救急車の資器材見学、応急処置、心肺蘇生訓練などを行い、2日目は消火・救助活動の実演に挑戦。合わせて約20キロもある防火服と空気呼吸器を着装してのホース延長訓練では額に汗して奮闘した。「服とボンベがめちゃくちゃ重い。風も入らなくて暑い」と、中学生たち。消防士たちは「火は待ってくれない」と、声を掛け合い連携し、無駄のない動きを見せた。

夏の暑さに備えた訓練

また、消防士は夏の暑さに慣れるため、6月頃から防火装備を着装してトレーニングを始めるという。真夏の消火現場では水槽に入ることも。「見かけても、決して水遊びしてるわけちゃうで」と、場を和ませた。

その後も中学生らは梯はしご子やロープを登ったり、レスキュー車のクレーンを使った救助など、2日間で様々な体験をした。「皆、積極的に興味を持って取り組んでくれた。未来の消防士を待っている」と女性署員は話した。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年12月21日)時点のものです。

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