記者・ 野田
富田林市の特殊詐欺件数が２０２４年１月〜６月で昨年より10件多い24件の被害となっている。手口で最も多いのが還付金詐欺。
還付金詐欺は、電話で役所や保健所などの職員を名乗り電話をし「還付金があります」や「本日中に」など巧みに近くのＡＴＭへ誘導。被害者は言われたとおりに操作をさせられ、振り込んでいる意識もなく犯人の口座に入金させられる。
その他の特殊詐欺では、銀行員を名乗る犯人が自宅を訪問し、言葉巧みにキャッシュカードをすりかえたり、身に覚えのないインターネット有料サイトの使用料を請求される架空請求など、数件の被害が出ている。
７月20件も電話
事件にまではなっていないが、７月だけで特殊詐欺電話が約20件もかかってきている。「自分だけはだまされない」と思わずに「こんな電話は詐欺かも？」と一度冷静になって対応を。「ＡＴＭを使用しての還付金還元は絶対詐欺！このような電話があったら必ず家族や警察に連絡してほしい」と富田林警察署。
記事中に掲載されている情報は掲載日（2024年9月1日）時点のものです。
