3月7日、大阪狭山消防署は、春の火災予防運動期間の取り組みとして「そよら金剛」で従業員と24日6月のオープン後、初めての合同訓練を行った。
訓練は大阪狭山市内で震度4の地震が発生、そよら金剛の北側避難階段室から出火、段ボールが燃焼、白煙が出ている想定で行われた。
10時の訓練開始と同時に、警報が鳴り従業員が入口から期間来店客役の従業員を外へ誘導した。消防隊が到着し、意識不明の従業員(訓練用人形)と避難誘導中に負傷した設定の従業員の2名を救出し搬送。その後、放水にて消火活動を行った。営業中の訓練だったが、消防署員の声かけもあり来店客も混乱せず従業員との連携がとれていた。
中野消防署長は「そよら金剛ではじめての合同訓練でしたが、通報、初期消火、避難誘導など、適切に行われていました。今後も繰り返し訓練をすることで、今日のように落ち着いた行動がとれるようお願いします」と講師。
また、そよら金剛の伊東店長は「そよら金剛オープン前を含め3回目の訓練でした。この経験を生かして本番でも同様の行動ができるようにお願いします」と話した。
訓練後、店内入口スペースではイメージキャラクター堺市消防局の「タッシー」が登場。来店客には「さやりん・タッシー」の防火啓発シールが配られ、子どもたちは「消防グッズ」のカプセルトイをしたり一緒に写真を撮ったりして楽しく防火・防災を学んでいた。