自転車のルールやマナー
2月20日、黒山署交通課が大阪狭山市シルバー人材センターの会員向けに同市コミュニティセンターで自転車に関する安全講習会を実施した。
まず、昨年度の交通安全教育技能コンクールで府下3位に入賞した、交通総務係の森岡係員と同市道路グループ職員西尾主事ペアによる寸劇が行われた。
西尾主事扮する〝大野ぶどうくん〞が身にまとった紫色のぶどうパネルの裏面に書かれたイラストや文字に沿って、森岡係員から自転車交通ルールやマナーを教わるという内容。
一時停止・左側通行・ヘルメット着用などを学び、紫色から緑色のシャインマスカットに変身した〝大野ぶどうくん〞が「まぁ、スカッとしたわ」とダジャレを言う場面ではドッと笑いが起きた。
続いて、自転車と車の接触事故で小6当時、一時意識不明となった被害者とその母親の動画を視聴。母親が「ヘルメットで子どもを守るのはもちろん、子どものために自分自身も守ってほしい」と、親のヘルメット着用も強く訴えていたのが印象的だった。様々なタイプの大人用ヘルメット試着の機会も設けられた。
目立つ服装で事故防止
最後に、木村係長が自転車の罰則強化や夕暮れ夜間の交通事故防止について講義した。「自分の存在に気付いてもらうのが一番、事故防止になる」と言い、夕暮れ夜間には明るく目立つ服装や反射材の着用、夕方早めのライト点灯を呼びかけた。帰り際、受講者には修了証のシールや靴に貼る反射材が配布された。