この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
母子医療センター(和泉市室堂町)の庭園で10月27日、これからの季節に咲く花の苗の定植が行われた。
作業したのは、同センターの園芸ボランティア。秋晴れの下、メンバーたちはパンジーなどの苗約700ポットとチューリップの球根などを花壇やプランターに丁寧に植え、汗を流した。
同センターでは、子どもたちや家族を支援するボランティアが9グループに分かれ活動。現在、126人が在籍するボランティアだが、コロナ禍で院内での活動は中止を余儀なくされた。その中、園芸グループは、センターの花を枯らさないようにと、暑い夏の間も、代表の南出京子さん(室堂町)と鈴木正子さん(和泉市上町)、岩木博之さん(新檜尾台)の3人が交代で通い、毎日植木や花にたっぷり水やり。手入れを欠かさなかった。
花の苗定植は、毎年春と秋に実施。苗は、和泉市や市民グループから寄贈される。園芸メンバーの中には、システムエンジニアとして患者支援センターに勤務してた上田清治さんなど元職員も。
南出さんは、「外出できない入院患者さんから、屋上から庭を見たら花がきれいで癒やされたという声を掛けてもらい励みに。上から眺めても効果的な植え方にも工夫しています」と、笑顔を見せた。
Information
以下の情報は2022/01/07時点のものです
府立大阪母子医療センター
- 電話番号
- 0725-56-1220
- 住所
- 和泉市室堂町840
- 営業時間
- ※診療時間・曜日は科目により異なる
- 定休日
- 日・祝 (医療機関にご確認ください)