[堺市南区]福祉の困り事に対応「みいけコーディネーター」

投稿者 記者・ 冨尾

みいけコーディネーター

介護や遺言書のセミナーも

御池台校区では、福祉に関する困りごとなどに対応する「みいけコーディネーター」が2019年から活動している。

住民が高齢化し、普段の生活での困りごとや将来のことについて身近に相談できる窓口の必要性を考え、それに対応するためのボランティア(みいけコーディネーター)を養成している。社協や地域包括支援センターが協力し、福祉に関する独自の研修を受講済み。また全員が民生委員経験者。一般的には民生委員は75歳未満と年齢制限があるが、同校区では70歳未満としている。民生委員時代の経験を存分に生かす形で、現在5人のコーディネーターが活躍している。

「家から南区役所まで遠い」「どこへ相談したらいいかわからない」「若い人には相談しにくい」などの高齢の住民からの意見が、「近所の同年代で顔見知りなので、何でも話しやすい」に変わり大変好評。いろいろな相談を受け、専門機関につないでいる。

また住民自らも福祉に関する知識を増やそうと、「人生100年時代に向けて考えてみませんか」というテーマでセミナーも開く。コーディネータ―定例会で高齢者の興味のある課題を決定し、介護や遺言書、老後資金などについてのセミナーは16回を超え、毎回定員を大幅に超える人気ぶり。

さらに第2木曜日10時半から12時まで同地域会館前ぶら里ルームで、「いこいの場」を開催。地域会館に来たついでに気軽に相談できる。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年12月10日)時点のものです。

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