10月5日、国際障害者交流センター(ビッグアイ)大研修室にて、堺市南消防署主催(南防災協会・堺市教育委員会後援)「第46回小学生防火絵画展表彰式」が行われた。
南区の小学校から参加した210作品から選ばれた優良賞34作品とその中から審査会で選出されたポスターとなる特別賞7作品(最優秀賞、堺市教育長賞、南防災協会長賞、優秀賞3作品、審査員特別賞)に、南消防署黒田署長、南防災協会村上会長、堺市教育委員会寺田指導主事から表彰状と記念品(南消防署で実際に使用された消防ホースをリサイクルし、製作したペンケース)が贈られた。
2週間かけて制作
最優秀賞は若松台小学校6年の福森飛生(とびお)さん。夏休みに2週間かけて制作した。「火種と言えばたばこ」とテーマを考え「怖い火の魔人」を表現するため数日かけて炎の色を重ね塗りし明るい所と暗い所を丁寧に描いたそう。絵が得意な福森さんは、この日初めて最優秀賞だと知り「めっちゃうれしい」と笑顔。
寺田指導主事は「どの作品も力作で火のイメージも様々。あなただから気づけけたことである」と話した。黒田署長は「防火への思いを感じる素晴らしい作品ばかり。南消防署管内では火災での死者ゼロに取り組んでおり現在連続1000日を達成している。区民の高い防災意識の表れであり今後も署員一丸となり安全安心に取り組む」と。
ポスターは南区内各所で防火を呼び掛ける。