[和泉市]廃材を利用した作品、アートを通じて環境問題を考える/あっぷサクラフト

投稿者 記者・ 髙見

あっぷサクラフト

表彰式の様子

小中学生対象の体験型アートコンクール「あっぷサクラフト」(主催:和泉・久保惣ミュージアムタウンコンソーシアム)が7月に初開催された。

「あっぷサクラフト」はアップサイクルとクラフトを合わせた造語。アートを通じて環境問題を考えてもらうことも趣旨の一つ。今回のアートコンクールは小中学生50人が参加。企業から提供された木材、塗料、紙芯などの廃材を利用して、アート作品を思い思いに作った。和泉市から参加した姉妹は「思いきり自由に作ることができて楽しかった」と笑顔で話した。

また、当日はゲストアーティストの東學さん、奈良道程さんも同時進行で立体のドームをペイントして作品を作り上げた。「街の子どもたちの芸術の育みを大切にしてもらいたい」と東さん、奈良さん。ライブ制作した作品を久保惣記念美術館で一定期間展示後、パーツごとに分けて販売、売り上げはあっぷサクラフトの活動に寄付される。

表彰式は8月30日に久保惣記念美術館で開催され、和泉市長賞をはじめ5つの賞の受賞者に和泉市産木材「いずもく」で作られた木製の表彰状が手渡された。

次回のアートコンクール開催に向け、和泉・久保惣ミュージアムタウンコンソーシアムは廃材を提供してくれる企業・団体、サポートクリエイターを募集中。下記URLから当日の動画が見られる。

当日の動画:https://www.youtube.com/watch?v=r1rBKp7vshY

記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年10月19日)時点のものです。

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