[堺市南区]三味線を伴奏に民謡を学ぶ 演芸大会に向け披露曲の練習も/新檜尾台民謡クラブ

投稿者 記者・ 冨尾

新檜尾台民謡クラブ

新檜尾台福祉会館で三味線の音と民謡を歌う声が響く。2023年に発足した新檜尾台民謡クラブは、同校区老人クラブ活動の一つ。

指導するのは三味線歴50年の瀬戸仁さん(北野田)。三味線を弾きながら、艶のある声で合いの手を入れる。また瀬戸さんに三味線を習って10年になる井上正子さん(赤坂台)も、一緒に三味線で伴奏する。
元々民謡や長唄に親しんでいる人や初心者も共に、2時間たっぷり歌い続ける。

取材日は、11月に開催される堺市南区老人クラブ連合会主催の演芸大会に向け、披露曲「チャグチャグ馬コ」「どんぱん節」「灘の酒造り祝い唄」を3曲続けて歌った。そして「喜代節」と「祝賀の舞」では、難しい節回しに悪戦苦闘。瀬戸さんと一緒に何度も繰り返し歌った。新曲の「秋田酒屋酛もとすり唄」「一合まwqwqいた」では、お手本として井上さんが独唱した。後半は一人ずつ好きな曲を歌い、瀬戸さんからアドバイスをもらった。
民謡独特の声の伸ばし方や節回しを、瀬戸さんと一緒に歌って学んでいた。「三味線の生伴奏で歌うぜいたくな時間です」と。

第1・3月曜日1時~3時、新檜尾台福祉会館で。月会費1500円。

同地域会館072・297・5126

記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年9月22日)時点のものです。

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