城山台にある大人のサークル&カフェ「オハナ(OHANA)」では、ウクレレやハワイアンダンスなど様々な講座が開かれている。ほとんどは1回700円と利用しやすく、地域の人らが多く集う。生徒らはイベントにボランティアとして出演するなど、泉北各地で活躍中。9月28・29日にはリユース・マルシェ(オハナもったいない市場)を企画。不要になった物品の提供を呼びかけている。
オハナを運営しているのは介護福祉士の林妙子さん姉妹。訪問介護の仕事をする中で「介護や家事などで忙しい人に、息抜きの場がほしい」との思いが膨らみ、ハワイ語で〝家族〞を意味する「オハナ」を2017年にオープンさせた。
林さん自らがウクレレやハワイアンダンスの講師を務め、小さな輪から始まったオハナ。次第に、スキルアップした生徒が講師を務めたり、生徒が持つスキルを生かした新たな講座が生まれたりして講座数が増えてきた。今では月曜から土曜まで、多い日には5種類の講座が開かれている。
サークルが目指すのは、オハナで楽しいこと一生懸命になれることを見つけて、健康で自立した高齢者でいること。林さんは「介護のお世話になるのを一年でも先延ばしする、オハナがそのお役に立てればうれしい」と話す。また、ボランティア出演への参加は、やりがいを持つことにつながっているそうだ。
26日から受付
マルシェに提供してもらえる物品は26日〜9月7日(9時〜4時、9月1日は休み)に受け付け。サイズが合わなくなった服や使わなくなったカバンや小物など。「誰かに使ってもらえたら、と思う品をご提供ください」と。収益はボランティアなどの活動費にあてる。受付場所はオハナ(城山台近隣センター、スーパー裏)。マルシェも同所で9月28・29日10時〜2時。問い合わせ072・294・0270